今日は、1日中央区で行動しました。「昔はさ、そりゃ戦争とかあったけど、なんか最近懐かしく思うよ。今は、先が見えねえもの。」勝どき地域を加藤区議と訪問活動をしていたとき、ある高齢の男性からこういわれました。なんともいえない気分になりました。「昔はよかった。」そんな話をしたいわけではありません。この男性の言うように、かつては、戦争によって、悲惨な状況の中、多くの人たちが大変な思いをしてここまでやってきたのです。それは百も承知。ただ、そんな人が「先が見えない。」こう言ったのです。言葉の重みを感じます。そう、かつてはどんなに苦しくても、まだ「先」が見えていた。がんばれば何とか暮らしも世の中もよくなる。多くの人たちが信じていました。それがいまどうか。20年も続く不況。その出口も見えていないというのに。今度は「社会保障の大改悪」「消費税増税」に「原発再稼動」。かすかに見えていたかも知れない「光」すら握りつぶす行為です。絶対に許すことはできません。同時に、こうも思います。私たちのたたかいは「未来」を掴み取るたたかいなのだと。「夢」を掴み取るたたかいなのだと。たたかいはこれからです。まだ、負けたわけではありません。誰もが安心して暮らし、「夢」を描くことのできる社会への。
今日の午前中は、築地での大街宣。このあと、宣伝カーの上に乗って、私も訴えました。
午後は、まず小栗区議と蛎殻町で訪問。今日からしばらく、東京は雨続きのようです。
その後、加藤区議と勝ちどき地域を訪問。花を見ると心が和みます。