これは公開集団いじめか?河本準一さんの母親の生活保護受給の件での記者会見を見て率直に思いました。週刊誌の報道に乗じて、自民党の片山議員、世耕議員がここぞとばかりに実名を挙げ追求しだしました。ネットでも騒動になり、本人が謝罪せざるを得ない状況になりました。しかし、本当に「不正」なのか?会見によれば、河本さんは福祉事務所からの連絡を受け、自身が仕送れる額を母親に送り続けていました。その額を引いた額を福祉事務所が支払っていたわけです。ならば、「不正」ではありません。なぜ、彼は「断罪」されなければならないか。過去にも同じようなことがあったのが思い出されます。誰かを槍玉に挙げ、マスコミ・政治家・ネット世論などが徹底的に叩く・・・イラクでの人質事件などはその典型でしょう。そして、そこには必ず裏がある。今回も小宮山厚労相が「生活保護受給の水準引き下げ」を言い出しました。「生活保護受給者=社会のクズ」と決め付け、激しくパッシングを行う。挙句に「自助・共助」いわゆる「自己責任論」を押し広げていく・・・背筋がゾッとします。以前から気にはなっていました。「税金のムダ=生活保護」という世論が広がっていくのを。それが今回の件で暴走状態に。いまだにネットでは、河本さんや彼を擁護する人たち、そして生活保護受給者の人たちへのパッシングが続いています。こんなことをしてもなんの解決にもなりません。問題は、209万人もの生活保護受給者の人たちではなく、規制緩和によって、これだけの人たちを生み出してしまった政治にこそあります。「賃金よりも、生活保護のほうが高い」のが問題ではなく、生活保護よりも低い賃金で働かせていることが問題です。規制を強めたり、制度そのものを見直し・廃止することは「命」に直結する問題です。本来叩くべきではない弱者を「社会正義」の名の下に叩くのは絶対やってはいけない。そのこぶしが、思いもよらない人たちにも向けられ、あげく自分自身にも向けられてしまいかねない。ある週刊誌で片山・世耕両議員は「生活保護は100%血税」だから、警察OBなども導入して監視を強めなければならない。と言っています。ならば、彼らの受け取っている「政党助成金」だって、100%血税です。これこそ、憲法違反であり、税金の無駄です。自らを律することができず、弱者を攻撃し名を上げるような卑怯な人たちこそ、きちんと批判されるべきです。
昨日は午後から文京区の板倉議員と支部の方と訪問活動。写真は新宿区と文京区の境目の道。
「水道」は文京区 「水道町」は新宿区だそうです。なんだかややこしいにゃ~
写真は地蔵通り商店街。買い物客が多くにぎわっておりました。
続いて行った台東区ではものづくりの祭典「モノマチ」が行われていました。町中に若いデザイナーの人たちがお店を開き、地図を片手に多くの人たちが回っておりました。
帽子屋さんを営んでいる西海さんのお宅でも、和紙を使った帽子や雑貨などが売られていました。その西海さんから和紙のブックカバー(2,000円)を買っていただきました。大切に使わせていただきます!
訪問で紹介していただいた、料理屋のご主人。この方の話はまた後日・・・
今日はお昼に茗荷谷駅で、小竹さんと女性後援会の方々と宣伝。